小説の書き出しが好きだな
小説の書き出しが好きで、本を開きわくわくしながら書き出しを目で追ってたのにいつのまにかその風景が広がっている。
たいてい、本の書き出しでつかまると一気に時間も忘れてむちゅうに読んでしまう。
毎週金曜日、戸田恵梨香さんとムロツヨシさんの『大恋愛』を楽しみに観ている。
戸田恵梨香さん演じる尚さんは、ムロツヨシさん演じる小説家の間宮真司の『砂にまみれたアンジェリカ』を復唱できるくらい好きなんだよね。
「脳みそとアップルパイ」の出だしも何度かムロさんのナレーションでてくるし、、、もし小説があったら読んでみたいなって思わせる出書き出し、、、」
私は、リケジョだけど、、、ん、リケジョは小説を読むっておかしくないよね、、、てこことはリケジョかどうかは問題じゃない。
子供の頃から本を読むのが好きで図書館で本をよく借りたものだ。
その頃はたいていは、学校の授業ででてきた名前を頼りに本をチョイスしていた。
ある日図書館で『アンナ・カレーニナ』という分厚い本を手にした。
表紙と分厚さとトルストイの長編小説ということで借りてみた。
借りたその日、読んでいない本を部屋の机の上に置いた。
すると、それを目にした母が「あなたが読むには早すぎるから返してきなさい」とキツイ口調で言われた。
何故なのと聞くと、不適切な関係の男女が主人公だからと言われた。
そのとき、母は、この本を読んだことがあるんだってちょっぴりびっくりした。
何故なら父も母も本を読んでいる姿をみたことがないから。
それ以来、『アンナ・カレーニナ』は読んでいない…。
そういえば、母は、私に与える本の内容はよく知っていた。
アンネの日記をクリスマスプレゼントをもらったとき、アンネの境遇を話してくれた。
何故かアンネの日記は、出だしが重くてなかなか最後まで読むことができなかった。
たしかに、母は、小公子、小公女が好きで前の年のXマス厚い本を買ってもらった。
その中の秘密の花園は一番好きだった。
行ったこともない外国の貴族の暮らし、、、母は、洋画が好きで一緒に観ては本の内容が映像化されたものだった。
すると、本を読みながら映画でみた映像がうかぶようになった。
不思議のアリスを読んだ時は夢にアリスや白うさぎが現れてとても楽しい夢だった。
最近は、なかなか本を読む機会が少なくなっている。
ついつい、テレビや映画を観て終わりの日々。
娘が小説家を目指し、沢山の本を読んでると羨ましい。
読めばいいんだよね、カンタン。
そうだよ!