私絶対普通の生活に戻るもん

50代、訳あってマルチタスクで働いています。









どうして人はお金で狂う--☆

子どもの頃、知らない人について行ってはいけないと教わった。

それは、知らない人だから信頼できないからだ。
そして、歳を重ねるごとに社会に出て様々な知らない人に遭遇し、どうしたら信頼できるか勉強した。
ニョーヨークのセントラルパークに行ったとき、自転車を借りた時の話。
とても、ボロボロの建屋にいかにも人相の悪そうなおじさんが自転車貸しをしていた。
貸して欲しいというと、パスポートを置いて行けと言う。
借りるのを止めようか迷ったが、結局パスポートを渡して自転車を借りた。
ホント、綱渡りの信頼関係、いや、パスポートが気になって楽しめなかったから完全信じてなかったんだよね。
結果的にはパスポートは返ってきた。
人間は自衛本能が働くから警戒するんだよね。
しかし、この警戒心が解除された状態のときが実はとても危ない。
私は昔弟だった男に裏切られて、ひどい目にあわされた。
単に同じ両親に生まれただけなのに、すっかり信じていた。
しかし、私が知らないところで私を陥れていたなんてつゆ知らず。
それもかなり前からだったと知って、自分の馬鹿さ加減が情けなくなった。
人生の半分は生きてきた。
両親は、兄弟仲良くすることを心から願っていた。
本当に仲の良い兄弟だと信じきっていた。
だから、私は少しもその血のつながりだけの男を疑ったことがなかった。
多分自分が逆の立場だったら、考えもしないし、ありえないことをされていたのに。
今から思えば、最期の電話での違和感は、信頼が粉々に割れる感覚だったんだろう。
両親も親族に恵まれず、子どもの頃から同じような嫌な場面にたくさん出くわしてきた。
つい最近も、父の弟に、お金を騙しとられた。
そして、血のつながりだけの男は、かなり前から、いや、この世に生まれ落ちたときからとっくに信頼関係などなかったのかもしれない。
だから、その男とは二度と会うことはない。会いたくもない。
できることなら、兄弟という縁も抹消したいくらいだ。
まったく知らないひとだから。
本当に私は不幸なのかもしれない。
両親の教えを守ろうと兄弟仲良くしたかった。
しかし、狂気の女に支配された血のつながりがある男は牙を私に向けてきた。
母の「兄弟らしからぬ発言をしている。あの夫婦には気をつけろ」の意味がようやく分かった。
あれほど兄弟仲良くを願っていた母からの忠告だった。
両親が心地よい生活ができることだけを願った私が疎ましかったんだろ。
裏でこそこそ画策していたとは。
なぜ、両親のことだけを優先して考えられなかったんだろう。
そう悲しむ私に末の弟は「あの人は金しかないから」と言った。
結局、子どもの頃のデジャブが起こった。
 
 
 
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