あなたは夫の親の介護ができますか？

関ジャニ∞の昼の番組で、三十代未婚女性が求める理想の結婚の条件No.1は「相手の親に会わなくてよい」だ。

 

 

私は既婚だが、訳あって今は相手の親に会ってない。相方は、赤ん坊のときに両親が離婚して男親で育った。

確かに、結婚した当時は相手の親だから自分の両親と同じに接しようとこごろかけた。しかし、結婚した相手の親でも所詮赤の他人だ。

結婚して、時間の経過と共にその人間性がうけつけられなくなった。いつしか、親として受け入れられなくなり、将来を悲観して相方に離婚を申し入れた。相方からは、そんな理由で離婚するのはおかしいから、俺の親だから気にせず会わなくてよいと言われた。それ以来会っていない。

会っていなくても、最初の頃は相変わらず、相方は実家に毎週末呼びつけられ、家事やら手伝いをやらされた。私が最初の産月に家業がたちゆかなくなったといい、「出産費用を用意してるだろ、それを貸せ」とも言われ、私は泣きながら貸した。結局そのお金は返してもらえなかった。現在も我家自体が傾いているのに、金のむしんが相変わらずある。いつしか、相方も実家と疎遠になった。

自分の親と比較してはいけないだろうが、無償の愛で孫を守ってくれた両親と同じに思えというのはムリだ。

もう一つ、私は父に大事に育てられすぎたふしがあり、品性に欠ける男性をとことん毛嫌いする。下ネタが好きで女性を性の対象としか扱わないいやらしい品性のない男が大嫌いなのだ。エロ親父は「生理的に無理！」なのだ。

確かに、私が選んだ道は家族として決定的な問題となっているのは間違いない。でも、結婚したからガマンしなくてはならないぐらいなら、離婚したほうがよいとおもっている。

世の中には、お互いの親とうまくいっている家族の方が多いと思う。でも、私はお互いの実家に振り回された両親を見て育ったせいか、割り切りが強いのだと思う。絶対に振り回されたくない。そのためなら、離婚だってする。

私は11年間寝たきりの祖父や、心筋梗塞で倒れた父に対して心から介護したキモチで、義父の面倒は見れない。私はキモチで動く分、ムリなものはムリなのだ。非道と言われるかもしれないけど、潔く離婚を選ぶだろう。

だからといって、愛する夫の両親の介護を否定しているのではない。介護生活が来るまでの親子関係だと思う。結婚してから介護生活になるまで、義理であってもその関係が良好であれば、問題なく介護だってできると思う。ここでのボイントは私が生理的に受け付けられないということなのだ。

 

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