飲みニケーションの変遷
《飲み+communicationからの造語》俗に、酒を飲みながら語り合い、親交を深めること。ノミュニケーション。
バブル世代、新卒で商社に勤めた私。飲みニケーションは当たり前だった。上司から誘われたら参加するのは当たり前。残業続きの私たちを上司や先輩がねぎらってもくれた。プロジェクトの仲間で士気を高めるための飲みニケーションがあった。
そんな飲みニケーションだが、転職した外資系で衝撃を受けた。
嫌いな上司との飲みニケーションは断っちゃえという文化。
これってありだなと思った。
だって全然楽しくもない飲みにアフター5をとられてしまうのは時間&お金の無駄。
おごってもらったとしてもね。
だから、さらに転職した外資系では、必要だと思った飲みニケーションに参加し、無駄は参加拒否の選択性を導入した。
当然外資と言えども日本企業、出世は縁遠かったけどね(笑)。
その反面転職を重ねてたので、友達飲みニケーションは活発化した。
叔父の会社は、結婚退職後の復帰で、10年くらい勤めた。
けど親戚だったから、上司との飲みニケーションの必要はまったくなかった。
部下とたまに食事しながら飲むくらいかな。たいてい、家族連れでね。
比較的その点は気に入っていた。
家庭を持つと、飲みニケーションの時間の捻出するのはたいへん。
そして、現在の派遣、飲みニケーションはゼロ。
確かに必要性もないからおかしくないよね。
他の部署では飲みニケーションのお誘いはあるらしいが、私の部署は全くないので気楽だ。
他の部署の友達に聞いたうわさでは過去に問題が起こったためらしい。
確かに派遣の担当者からも今回の派遣先は40代50代の年配を希望されていると言われた。
コンプライアンスもしっかりしている。
若いきれいな派遣仲間がセクハラにあって延長を断ったらしい。
なんでもセクハラ相談室があるとか。
50代のおばさんは、さびしいくらいセクハラなんてないね(笑)。
ここ大切なんですが、自慢ではありませんが、正社員で働いていた頃はインストラクターだったこともありセクハラでかなり悩んだ。
その頃と比べると、叔父の会社も今の派遣もセクハラがないという点では働きやすい環境だと言える。
まっ、叔父は相当の悪人で若い女に手を出し金庫番にするのがてだったらしい。
あー、いやだねぇ。
そうなのだ、飲みニケーションにはセクハラ、モラハラ、パラハラが横行する。
ましては、二人の娘を産んだときは外勤していなかったので、マタハラも経験していなかった。
社会人4年目くらいには、上司にいじめられている後輩の男性社員を助けたこともあったなぁ。
先日の同窓会では、その上司は平凡なサラリーマン人生をおくり、いじめられた側の後輩は取締役に出世していた。
話がだいぶ脱線してしまったけど、飲みニケーションは必要だと思う。
派遣の先でも、典型的な男性社会。
飲みニケーションはとても重要な役割をしているようだ。
私の現在の飲みニケーションは、懐かしい新卒入社した会社の同窓会、派遣仲間の楽しい情報交換が主だ。
よい飲みニケーションの活用法は、仕事場活性化するために活用されるべきだよね。