深い縁でいつかきっとお互い感謝することが
去る9月26日に見逃したNHKの『樹木希林を生きる』を観れた。
今日は朝から出かける予定だったから、すっかり再放送を忘れていた。
でも、なんだか先週のトレーニング参加がたたったか、面倒ってキモチがあって出かけず家でうだうだしていて、たまたま携帯みあらアラームが知らせてくれた。
16時1分に気づけた、セーフ!
『なごりおしいってもたない』
『歳をとる矛盾、体力は衰えるけど心のエネルギーがあふれてくるの』
不思議に心を揺さぶる言葉があふれてくる。
やっぱ、樹木希林さん好きなんだな。
再放送を観て、樹木希林さんってに若くして老婆の役のため歯を全て抜き入れ歯にした。
母から三国連太郎さんと樹木希林さんだけだと聞いたことがあり、その頃から注目していた。
今回のドキュメンタリーでも、役へのこだわりは監督とも納得するまで話し合い、役を完成へと導く。
本当に自分についた役へのこだわりがハンパない。
自分の役に用意された小道具にもこだわりをもち、自ら念のため用意してくる周到さ。
ホントすごい!
自分の役どころが料理をするときは、包丁の使い込み感。普段使い布巾。食材など細かい心遣いに感心した。
見る側は、そんな一つひとつにきがつかないかもしれない、、、でも仕上がった作品にはみごとに生かされている。ぶらぼー!
也哉子さんのエッセイを読んだときに、本木雅弘さんにも似たこだわりを感じた。
私の勝手な想像だけど本木雅弘さんは也哉子さんと家族になりたかっただろうなって思った。
て、今回の人間味あふれるましめな若いディレクターを樹木希林さんは好んでいたんだろうな。
ドキュメントにはやさしさが溢れていた。
樹木希林さんはガンに対してスーパーウーマンじゃなかった。
でも、大病にかかって人生をどう全うするかを若いディレクターを信じて私たち視聴者に届けてくれた。
痛い、苦しいもあった、、、でも、限界まで役者を貫いた。
見事な女性ですわ。