人生を悲しくするのも楽しくするのも自分なんです
今週は、派遣の研修がありました。
そもそも私が派遣をはじめたきっかけは…。
50代の私がある日突然、
頭に金しかない叔父の悪意に気づき、
それを正そうとして、
会社を追い出された。
そのとき、叔父の会社には夫婦ふたりで働き、
給与をまともに払われずにいた、
そう未払いはあとで支払うからと三百万になっていた。
最後の給与はまともに振り込まれず、
進学控えた子供ふたりを抱えた我が家の家計はギリギリだった。
そして、未だ未払いは支払われない。
会社を離れ、被害にあっている取引先、元従業員、叔父の友達に状況をたずねて回ったが、誰ひとり返金されてなかった。
みな、口を揃え、こんなひどい人間のクズにあったことないという。
職を失くした私は、就職先を探した。
経歴はまずまずだし、仕事はできる方だと自負していたが、正社員はことごとく落とされた。
年齢切りは聞いてはいたが、自分の身をもって体験した。
出身校のツテもダメで、こんなにも自分は世の中に通用しないんだと途方にくれた。
在宅ワークで稼ごうとしたが、半年がんばったが家計は火の車、このままでは破綻すると思った。
夫は、私より先に正社員として就職先が決まり、まずまずの給与を稼いでくれたけど、子供の進学費用やら、税金の未払いなどであまりにも、借金が増えていた。
なんとか、私も稼がなくてはいけない!
そう思い、正社員はあきらめて、バイトやパートを探すことにした。
でも、ここでも年齢切りにあった。
なんで、仕事の経験があり、倒産寸前の会社を立ち直せるチカラがあるのに何故おとされるんだろう…。
結構悲観的になっていきました。
そんなとき、今の職場の募集を見つけました。
「年齢が40-50代で、パソコン使える方」
まさに、ぴったりと思い応募し、見事すぐに採用の連絡がきました。
最初は、書類整理、コピー、電話対応、お茶出しなどカンタンな仕事でした。
期間も当初は三ヶ月と短期。
三ヶ月の間に次を見つける繋ぎと思ってたんです。
でも、蓋をあけてみると11ヶ月と長期になり、さらに、一年更新となりました。
今や、仕事は関数を組んだり、ピボットテーブルを利用したり、VBAを組んだりと大量のデータを加工する仕事を手がけるようになりました。
WordやPPTもかなり使いこなすことができます。
私、事務系の仕事は初めてですけど、研究補助の仕事は嫌いじゃないし、極めれはそれなりに楽しいなって思えるようになりました。
今までの経験が、いかに依頼された仕事を正確かつ時短で行えるかを組み立てるのがたのしいなって思います。
確かに、インストラクターやITエンジニアに比べると地味な仕事かもしれませんが、自分の経験が仕事の処理能力に発揮できるなんてなかなかないよって思うのです。
その甲斐あって、更新していだだけることになりました。
たぶんね、生活に余裕があったなら、今の自分はいないんですよね。
確実に2年前の自分はより、成長したなって思えます。
だから、イマアル生活をエンジョイすることは大切だなって思うんです。
確かに、今の自分の状況は決して良いとはいえません。
しかし、悲しんで過ごしても、笑って過ごしても、同じ時間の流れ。
一生に一度しかない時間なんですよね。
そして、どんなキモチで過ごすかは自分が生み出しているんです。
だから、自分が楽しく過ごせる場に自ら動くことが大切なんですよね。