はにきぬきせぬものいい--☆
相手を楽しませる話術。
たぶん、性格もかなり関係すると思うんだけど…。
自分がとっても不器用だから、いろんな人と楽しく会話を展開できる人って尊敬する。
例えば、勤め先のTさんはどちらかというと目ヂカラある強面。
しかし、巧みな会話で相手をとても楽しくさせる天才だと思う。
同じコミュニケーションをとるにも思わすクスッとしたエッセンスって必要よねと思わせてくれる。
私なんぞバリバリ長女タイプの生真面目ちゃんだから、初めての人にフランクに話せない。
先生、結婚するって本当ですかの早子さん♪
世界一難しい恋の美咲さん♪
だから、派遣の先輩のFさんのはにきぬきせぬものいいが好き。
あこがれます。
また、話すときの雰囲気がチャーミングなんだよね。
私なんぞ人に気を使ってばかりでなかなか思ったことを言えない。
要するにトコトンいい人を演じるのだ。
だから、どこかで疲れたぁってなっちゃうんだよね。
娘が四月からの新生活で、友達を作ろう思う自分のスイッチが入るか心配だと言っていた。
めんどいと思うと、一人の世界にはいり、フォローしたくないらしい。
高校三年のときはクラスに友達いなくて最悪だったらしい。
でも、そのキモチは分かるな。
私も、去る者は追わず、群はキライだ。
今日、相方からそれは理系気質なんだと言われた。
ようするに、理系は合理的を好み気を使うことをあまり好まないからではないかという。
だからと言って、全員にあてはまるとはかぎらないけどね と付け加えた。
『はにきぬきせぬものいい』と言えば麻生元首相。
最近、またまた言っちゃいましたよね。
でも、私、麻生さんのものいい、チャーミングだと思います。
しかし、56歳の私はおいそれとは自分を変えられない。
たまに、会社でTさんを見習ってユーモアを会話に盛り込んでみる。
最初はTさんから「えっえー!」、「えっとぉ」なんてつっこみいれられていたが、ちょっとコツつかんだかな(笑)。