待機児童についてオバサンが思いました
我が家は娘が高校生になったので、働くには大分楽になった。
それでも、子供に何かあったら動くのは私だ。
昨年、初めて派遣で働き始めた数日経ったある日、娘が交通事故に遭った。
初めての派遣で、娘に何か起こることを想定していなかった。
一瞬、どうしたら良いか分からずプチパニックに陥った。
結局、休みをいただき娘を病院に連れて行き精密検査を受けた。
私の派遣仲間は、契約してる派遣元が数ヶ月単位契約なので、学童に入れず空き待ちとなった。よって四月以降の仕事の契約の延長を見送った。
最近特に思うんだ。鶏が先が卵が先か。
景気がよくダンナの給与だけで暮らせればわざわざ働きにいかないよね。
働かなくちゃいけないけど、子供が預けられなくて働けない。
私も経験があるけど、子供を置いてなんて働きにいけない。
世の中はますます子供たちに危険になっているように思う。
買い物に連れて行く時にも常に目の届く範囲内に子供をいる状態にしておく。
いくら本人がしっかりしていても、悪意を持って近づく危険からは身を守れないことがある。
政府は保育園の規制を緩和して待機児童を対応するようだけど、要するに現場に負担を強いるということだよね。
現場に負担がかかれば、子供たちにもしわ寄せがくるんだよね。
根本的な解決になっていない。
結局子供たちのためになにをすればよいのでしょう。
私は、子供が小学校に上がった時から外勤を始めた。
そのためか、娘のいじめを防ぐことができなかったことをいまでも悔やんでいる。
一歩間違えば、命を落としていたかもしれなかった。
専業主婦だったら、もしかしたら、いじめられる原因を改善できていたかもしれない。
いじめが起こった時、学校は何にもしてくれなかった。
それどころか、心を傷めた娘を問題児のように扱った。
幸い、家族全員が娘ととことん向き合い話し合った事が功を奏して、いじめに屈することなく、また学校の理不尽さを跳ね飛ばし、すぐに普通の生活に戻れた。
そのとき思った。子供を守れるのは親しかいない。
それとね、子ども自身なんです。自分を守れるのは。
それでも、今の世の中、共働きじゃなくちゃ、食べていけない。これが問題なのよね。
そして、子供を危険から守るために預け先が必要。
勤務先にも子供を預けて働くということを理解し協力してほしい。
子育て世代が共働きの必要のない世の中。
私の子供の頃は、父が働き母が専業主婦で家族5人を十分養うことができました。
でも今の世の中、大半の子育て世代がとても厳しい状況である。
民主に希望をたくし夢破れ、政府は少子化をくいとめるどころか、子育てしずらい世にますますなっているよね。
待機児童の問題は、国だけで対応できない、自治体と連携していく必要があるというけど…・。