シニアの就活に思う
Ì昨年あたりから、久々に就活をした。
感じたことは、もっと早く就活していたら楽に職に就けたのにということ。
55歳の就活は厳しいのひとこと。
経験は積んでいるので、即戦力になる。
しかし、世の中から見ればただのおばさんなのだ。
ここ1年派遣で働いてみて、全く経験値は下がっておらず、問題なく仕事をこなせることを再確認した。
もっと早く就活していたら、、、
でも、今だからこそ自由に就活できるんだろう。
娘二人が高校生になったからこそ、家から離れたところ、そして、心も心配から少し離れたところにいられるんだろうな。
そう考えると私にとって、ベストなタイミングだったんだなって思う。
この年齢になると、面白いことにセクハラとかも無縁ですこぶる快適に働ける。
独身頃のように切れた凧みたいなところもなく、仕事が終わると母親に戻る。
そして、この一年でスキルアップして新たな職歴が加わり、就活にはくがついた。
よって、就活に有利になった。
この一年で人脈も増えた。
右も左も分からない状態での就活より、かなり見通しが良くなった。
そう、昨年までの私は初心を忘れていた。
娘がアルバイトに初めて就き、新しいアルバイトの面接に行くとき、「私、レジ打ちできるから有利なんだよ」って言っていた。
そう、私は昔の経験にあぐらをかき、今就こうとしている仕事に対する自分の付加価値を見出せずにいた。
そう、就活をするときには、まず、最初に提出する書類から戦いは始まっている。
いかに就活先に見てもらい、面接してみようと思わせるかだ。
こんなにすごい仕事してたんだよ、じゃなくて、こんなことできますよとアピールすることが大切なんだと娘に教わった。
それに、50歳は折り返し地点。今まで辿った道を覚えている。それをうまく活用していかなくちゃ。
今、私は新たな就活に臨んでいる。