家族が楽しく過ごすことは一番大切
今年初の庭掃除
昨年はとにかくひどい目にあったから、そこから抜け出すために余裕がなかった。
新年を迎えたがその状況は変わらない。
だから、今年の年末年始は普通の連休として過ごすつもりだった。
冷蔵庫にあるものだけで、おせちも用意せずに普段と変わらぬ生活をしようとね。
しかし、流石に昨年悪いことばかりで借金までかかえてしまった。
そもそも、その前の年からまともに給与を払ってもらえなかったから税金も払えず、娘の進学費まで手をつけて貯金はすっからかんだ。ほんとに悪質な詐欺にあった。
それも叔父にだ。そして、未だに、いやそうだ詐欺師だから返すつもりなんかない。
詐欺の被害も私だけではない。知ってるだけでも5本の指が足らなくなる。
被害者はすべて、知人や親族だ。手口は、口約束だけで最初から返しつもりがない。
それで平然としてられるくず野郎。思い出すの胸糞悪いから考えるのやめよう。
そんなんで、今年は悪いことからはとにかく遠ざかりたい。
また、詐欺に遭ったことは考えたくもないから、家計を絶対にたてなおす。
これ以上に悪いことは絶対にないだろうと思うしね。
だから、氏神様に詣で、毎年行く寒川神社にも詣でた。
神様にお願いしたから、今年は絶対本当にいい年になる!
実は、何年も初詣に行きたくないと引きこもっていた時期がある。
でも、今年は初詣に行きたいと心から思った。
寒くても参道を家族と楽しく並んでいたから、お参りまで長い時間待つのが嫌じゃなかった。
待っている間次から次へ友達からあけおめのLINEがとんできておしゃべりもした。
御札や取手、おみくじを買って、甘酒をいただいて。
なんだか今年はほんといい年になりそうな明るい初詣だ。
朝起きたら、元旦は、ひたすら仕事しようかなと思い始めていた。
昼過ぎまで家族もダラダラ、寒川さんにいっこうに行く気ないみたいだし。
私も台所に立つキモチにもなれない。
まっ、いいか。仕事の効率がそのほうがいいしねと思いながらパソコンで仕事をしていた。
でも、大好きな叔母に新年の電話をかけていたら、
やっぱり寒川さんに行くし、家族みんなで行かなくちゃと思った。
さらに、弟に新年の電話をかけた。
今年は、なんの用意もしていないし、電話のあいさつだけで終わらせようかなと思っていた。
でも、話しているうちに、弟はぼっちのお正月だと知った。私は、なんにもお正月の用意してないよそれでもいいのって聞いた。
そしたら、気にしなくてもいいよ。来るんならおいでって言われた。
去年は姉貴が庭掃除に来てくれないからジャングルだよ。どうにかしなくちゃとも言っていた。
我家の冷蔵庫から食べられそうなものを袋に詰めた。
寒川さん経由おじちゃん家に行くよと言うと、
寒いから寒川さん行かないと言っていた長女もすぐに出てきた。
寒川では、本殿にたどり着く前の沿道で
鶏皮餃子、焼きそば、揚げじゃがバター、大判焼き、チョコバナナ、焼きとうもろこし
を家族でシェアして食べた。なんだかそれだけで幸せだった。
今年は家族でそんなひとつひとつの幸せを積み重ねていきたいな。
寒川神社を参って、御札とお守りを買って、私の実家に行った。
もう、両親はいないけど、弟が住んでいる。
弟も昨年は悪いことばかりあったんだよって話してくれた。
我家の冷蔵庫と弟の冷蔵庫にあるものでいろいろ作って、
テレビを観ながらみんなで楽しく過ごした。
昨年は切羽詰まった状況だったので弟にまったく会いに行けなかった。
実は、この正月も余裕がなかったので家で仕事三昧の正月にしようと思っていた。
でも、やっぱり家族が楽しく過ごすことは一番大切だと思った。
今日は、母の愛した庭の手入れを弟と次女と一年ぶりくらいにした。
荒れた庭に手を入れていくと、枯れ草の下からフィンネルがでてきた。
なんだかとってもうれしかった(晩ごはんにフィンネルのポテトサラダを作ったよ)。
庭がキレイになっていくとココロも軽やかになってきた。
朝方はいつものように体調がすぐれなかったけど、庭仕事をしていたら調子が良くなってきた。
弟は、一人だとやる気がでないけどみんなでいるとやる気がでるなって笑ってた。
娘も「いいダイエットになるね」って一生懸命たくさんの枯れ葉を集めてゴミ袋に詰めた。
今年は、1ヶ月に1回くらい庭掃除に実家を訪れよう。
確かに、借金を返すために働いても働いても時間は足りない。
でもね、家族で大切な時間を持つことは神の思し召しなんだと思った。
昨年は私だけじゃなくて弟もたいへんな思いをしたんだ。
今年は、弟も私も昨年すべて悪いことがたくさん起こったから、今年からはきっと運気が上がる。
だから、家族で過ごす時間をもっと大切にして増やそう。
春になったら、ハーブの種を蒔いて、野菜の苗を植えて。
母や父と楽しく過ごした庭を取りもどそう。
きっと両親もそれを望んでいると思う。
初富士