私絶対普通の生活に戻るもん

50代、訳あってマルチタスクで働いています。









ダークサイドにおちた人は何故悪いことを止められないのか

先日、「スター・ウォーズ7/フォースの覚醒」を観てきた。

 

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スター・ウォーズ全シリーズを通してダークサイドという言葉が必ずでてくる。
 
物心つく頃から親戚のゴタゴタを頻繁に見て育った。
 
だから、自分の兄弟ではそんなごたごたを絶対に避けたかった。
 
しかし、虚言癖もあり自己愛が強く人の姿をした化け物の女と結婚した弟がダークサイドに落ちたので縁を切った。
 
まさか弟が親を見殺しにする所業にでるとは思わず、それをたしなめたら反省すると信じていた。
 
現実は、弟は財産目当てでこそ泥にまで身を落としてしまっていた。醜悪至極なり!
 
昨年まで勤めていた会社は実の叔父の会社だった。
 
叔父は常に黒いうわさがつきまとい、金を返してもらえない元共同出資者や取引会社からの電話がひっきりなしにかかり、被害者が実際に押しかけてもきた。
 
事業を手伝った自分の実の弟や私までもだまし、何百万円も返金もせず平然としている。
 
叔父を長年知る友人はさもあらんと言う。
 
あんな人間のクズに今まであったことがないと、叔父を知るひとは口輪そろえて言う。
 
私は、人は何故悪いことを止められないのかについて大きな関心を持つようになった。
 
人間は大人になるまでにいろいろなことを学ぶ。
 
しかし、同じ親、同じ環境に育ったとしても同じ人間が形成されるわけではない。
 
なんと表現したらよいのかわからないが、精神・思考・性格・感情・道徳・善悪の判断はいつ人間にそなわるだろう。
 
人は、人間や出来事に対する見方や関わり方には、誰もが特有のパターンをもっていて人格特性というらしい。
 
同じ親に育った自分と弟の違いで考えてみる。
 
私は若干、母からの真っ当に生きるための洗脳が強かったと思う。
たとえば、母の私に対する洗脳のいくつが次である。
・私を常に守ってくれるのは祖父(私が知っている祖父は脳溢血で倒れ右半身不随でベッドで寝たきりだった)
・わが家は大名の子孫で昔なら大名の当主の娘だから人に恥じない生き方をしなさい(小さい頃は時代劇をかなり観て、切腹や舌を噛み切るのーってびびった。)
・あなたのお父さんはとても頭のいい優秀な人、その娘だから頭のいいのは当たり前
・私に似てあなたは美人
・人のお金を欲しがらないあてにしない
・親をあてにせず、自分のチカラで家を建てる
・女は常に男を立てなければいけない
・女は学を持つべきではない
等々。
 
よって私は、ちょっと生真面目かつ正義感のある、不良に嫌われる優等生キャラに育った。
 
成績も悪く、気の弱い弟は、若干母からあきらめられていた節があった。
 
そんな弟はいつしか不良グループのぱしりになっていた。
 
私は、いつも優等生であり、中学生の頃、5人くらいの不良に裏庭に呼び出され生意気だとすごまれたことが2回ほどあった。
 
1回は女グループ、1回は男グループだった。
 
気が強い私は毅然とした態度、かつ手を出してみろこっちだって黙っちゃいないという態度をとったら、不良たちは捨て台詞を吐いて消えた。
 
男グループのときは母が偶然通りかかり「寄ってたかって女1人になにしてんの!」と怒鳴ったら不良男子たちは蜘蛛のこちらすように逃げた。
 
母からは、あなたは本当なら家をとる相がでている、長男気質なんだけどねぇと常に言われた。
 
嫁に行く身だから親に頼らず自分ので生きていけるくらい強くなれと常々言われていたからそのとおりに生きてきた。
 
私は、財産なんていらないと思ったし、財産欲しさに親をみるものではないと常日頃思った。
 
財産欲しさに兄弟のゴタゴタは勘弁と思っていたから。
 
しかし、弟は違った、財産は欲しいが親の面倒は見たくはない嫁のいいなりだった。
 
父は、そんな兄弟の違いを見抜いていたが、嫁にいった私を頼らず長男を頼ろうとした、いや、弟が面倒見るからすべて財産を受け継ぐように父を公証役場に連れて行こうとしていた。
 
公証役場に行く直前に心筋梗塞で倒れた父は、兄弟を裏切り、金の亡者と化した長男に絶望し、心底親の心配をしている私と次男を頼るようになっていった。
 
それを象徴する話が墓の管理の話である。
 
常々、墓参りを欠かさない私に、墓の管理をまかせたいと母から託されていた。
 
長男が墓の管理をするから兄弟全員毎年金を出せと言ってきた。
 
次男には文句があるなら墓の面倒をおまえがみろと言ったそうだ。
 
私は母から管理を頼まれていたし、お寺に聞いたら私が墓の面倒をみても構わないと言われた。
 
私が管理するので兄弟からの援助は一切要らないと言った。
 
慌てた長男は援助は撤回し自分が管理しますと言って来た。
 
 一事が万事だ。
 
しかし、唯一孫が我家しかいなかったため、両親の愛情が孫に注がれることになり兄弟ののゴタゴタといっても長男夫婦の独りよがりに巻き込まれていった。
 
それでも「財産はいらない」と言い続けた私に母はとうと「お前は人が良すぎる。弟はお前を兄弟らしからぬ言動行動を繰り返している。弟には気をつけろ。子供たちを守るために財産を拒否してはいけない」と言われた。
 
同じ血を分けて育った弟であっても、根っからの悪いことをする「特異な人」かもしれない。
 
事実、兄をかばっていた次男まで「あいつは何を考えているかわからない、顔を合わすのも嫌だ。一日も早く離れたい」と言い出した。
 
いくら嫁にそそのかされたとはいえ親兄弟を裏切るなんて生まれつきの最低野郎だ。
 
ダークサイトに落ちたアナキンやレンの弱い心は取り返しのつかないことをしてしまった。
 
人の生死にかかわるような。
 
それと大差ないくらい、私の弟は最低野郎だ。
 
年老いた母の面倒をみたくないし金もかけたくないと、正常な母を精神病院閉じ込めた仕打ちは、一生許すことはできない。
 
弟夫婦が母に与えた苦しみ悲しみは永遠にとりのぞくことはできないから。
 
これまでの誤った人格形成から法のハードルが低くなってしまっている者にとって、法の名の下に逮捕されればまだ更正の道が開けよう。
 
しかし、法ぎりぎりのところで逮捕をまぬがれている人間は更正の道すらなく反省することもないから繰り返し悪行を繰り返す日々なのだ。
 
それが当たり前のように生き恥をさらしていく。
 
もうひとつ生前母から教わったことがある。
 
「世の中には悪い人が必ずいる、だから悪人であるかを見極めて近づかないこと」
 
例えば悪意のあるメールは開かずにただちに消すことが大切。
 
たぶん「ダークサイドにおちた人は何故悪いことを止められないのか」答えは永遠に分からないだろう。
 
自分の弟でさえ、ダークサイトに落ちたことが分かっているが、根が腐りきっているからまともにはもうならない。
 
もうあの頃の弟はこの世にいなくなったのかもしれない、いや、初めから2つ違いの弟などいなかった。
 
昔のように話すことはない。
 
私が小学校1年生の頃、弟の幼稚園で赤痢が流行り、弟がかかり、続けて私がかかった。
 
あとから、弟から私のお茶に唾を入れたというのを聞いた。
 
その頃から弟は悪魔だった。
 
私は、自分以外の人間も感染させることをするなど考えもおよばなかった。
 
心に悪魔の棲んだ人間ほど怖く理解できないものはない。
 
 
 
人は何故、犯罪を犯すのか ー弁護士 中村 浩士ーからの抜粋
 
世の中、悪いことをして、それをあるきっかけから止めた人は、わんさかいます。むしろ、私は、その方が通常だと思っています。法曹や医療業界にはそのような人が少ないため、悪いことをする人は「特異な人」という前提でどうしても見えてしまいがちで、どうしても、難しく難しく考える傾向がありますが、誰が特異な人かは、判断者次第です。木を見て森を見ず、とはならないよう、正しい知識に基づく、多角的視点からの全体的な考察が不可欠です。 
 
犯罪を犯す方には、本当に様々な背景事情があり、各々のタイプもあって一概には言えませんが、負けん気が強く、自尊心が強いけれども満たされてない、そんな方が多いように思います。 
 
男に必要なのは、負けん気と責任しかない。
 
ありがとうございます(◍•ᴗ•◍)
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