悪意の芽生え
世の中は悪意に満ち溢れてる。
自分とは関わりのないと思っている人間にいつのまにか私に対する悪意の芽がでている。
どんなに周りに気をつけていようが雑草のようにどこからか飛んできて気がついたらしっかり根がはっていたりする。
これは、私だけに起こることではなく誰しも経験していることだろう。
なぜ、人は、悪意が芽生えるのだろうか。
かくゆう私も悪意は芽生える。
しかし、やぶ蛇ならまだしも、知らない、接触のない相手にはわざわざ悪意を持つことはない。
でも、世の中には顔見知り程度しか知らない相手に悪意、敵意をむき出しにする人もいる。
例えば、つい最近すぐ必要な書類を庶務課におねがいした。
たまたま、急に客先に行かなければいけなくなり、本日受け取りを申し訳ないがキャンセルしますと連絡を入れた。
次の日、取りに行きたい旨の電話を入れると廃棄したから本日申込、出来上がりは明後日と言われる。
はぁ!なんでと怒りがこみ上げる。
いつ、書類をキャンセルするといったの?
状況は説明したよね、あんたバカなの。
フザケンナよ…これって悪意そのもの。
あんたに会うのはじめてだし、電話だってかなり気を使ったよ。
実際に会うとコイツだとすぐに分かった。
なんて、会ったこともない人間に足を引っ張られることなんてザラにある。
だから、そんな相手に会うといい人でいることがとてもバカらしくなって、悪意をもつ人が周りにあふれてくんだろうな。
悪意は明らかに顔に溢れる。
意図的に人を陥れて平然としていられる人だっている。
きっと悪意の塊なんじゃないかと思うくらい。
悪意を消し去る方法ってあればいいんだと思う。
悪い事をしたら、自覚して反省して悔い改める。
世の中には、法で処罰されず故意に悪意を繰り返す叔父のような人がいる。
裁かれず生涯をとじるんだろうなぁ。
おかしいよね。
その影で泣いている人がいるというのに。
ほんと、おかしいよ。
悪意は時として向けた相手の人生を不幸にする事だってある。
悪意の抑制、撲滅はできない。
悲しいけど、現実だ。
昔、電車を待ち、乗り込もうとした時に前にいたスーツ姿の爺さんがいきなり足を何度もけってきた。
ふざけんなよ、くそジジィって思った。
なんで身なりもキチンとした老人がそんな暴挙にでたか?
しばらく怒りが収まらず、一部始終をダンナにLINEした。
理性で抑えたが、
おっさん、なにすんじゃあ!
って怒鳴ってやりたかった。
きっとあのジジィ、さぞかし会社では嫌われてる人相してるなんてイッパイ悪口をLINEでおくった。
明らかに私の中に、クソジジィに悪意が溢れていた。
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